大田区の大家さん、こんにちは！セダー建設です。賃貸経営の成功は、募集写真にかかっていると言っても過言ではありません。でも、「どうすれば物件を魅力的に見せられるの？」「どこまで写真加工していいの？」と悩んでいませんか？

そうですよね、写真の腕ひとつで、反響の数がガラッと変わってしまうんです。今回は、入居希望者の心を掴む「盛れる」写真の撮り方と、絶対にやってはいけない「やりすぎ」の境界線について、プロの視点からお話ししますね。

「盛る」と「嘘をつく」は違うんです！

「盛る」というのは、物件の魅力を最大限に引き出すこと。一方、「嘘をつく」というのは、実際と違う情報を与えてしまうことです。この境界線をしっかり見極めることが大切です。

例えば、「盛る」とは…

• 光の角度を工夫して、部屋を広く見せる。
• 観葉植物や小物を置いて、生活を想像しやすくする。
• 天気の良い日に撮影して、明るい雰囲気を出す。

逆に、「嘘をつく」とは…

• 存在しない家具をCGで配置する。
• 隣の建物が写り込まないように、窓を不自然に加工する。
• シミや汚れをきれいに消す。

入居希望者は、写真と実物とのギャップにがっかりすると、一気に不信感を抱いてしまいます。誠実な写真で、物件の良さを伝えることが、結局は一番の近道なんですよ。

プロが教える！「盛れる」スマホ撮影のコツ

高価なカメラがなくても大丈夫。今やスマホのカメラ性能は素晴らしいものがあります。ちょっとしたコツを押さえるだけで、プロ顔負けの写真が撮れますよ。

1. 明るさが命！「光」を味方につけて

• 午前中から昼過ぎに撮る： 自然光が一番きれいに撮れる時間帯です。特に南向きの部屋は、午前中に太陽の光がたっぷり入るのでおすすめです。
• 電気はすべてON： 部屋が暗いと感じたら、遠慮なくすべての照明をつけましょう。明るいと、清潔感が増し、部屋が広く見えます。
• 逆光に注意！： 窓を背にして撮ると、室内が暗く写ってしまいます。窓を正面にして撮ると、明るく開放感のある写真になりますよ。

2. 広い部屋に見せる「魔法のアングル」

• 広角レンズを活用する： スマホの広角機能を使うと、部屋全体を一枚の写真に収められます。家具の配置や部屋の雰囲気が一目で伝わり、入居希望者もイメージしやすくなります。
• できるだけ低い位置から撮る： 目線の高さからではなく、少し低めの位置から撮ると、天井が高く、部屋全体が広く見えます。特に玄関やキッチンなど、狭く感じやすい場所で試してみてください。

3. 小さな気配りが「大きな違い」を生む

• 余計なものは片付ける： 部屋の隅にあるホコリや、生活感のあるゴミ箱などは、写真に写らないようにしましょう。モデルルームのように、スッキリとした状態が理想的です。
• 水回りはピカピカに： キッチンやお風呂、トイレは、入居者が最も清潔感を気にする場所。撮影前に念入りに掃除をして、水滴ひとつない状態にしておきましょう。

こうしたちょっとした工夫で、写真から「この部屋、住みやすそう！」というポジティブな印象を与えることができます。

まとめ：大家さんの「想い」が伝わる写真を

物件の写真を撮ることは、単なる記録ではありません。そこに住む人の暮らしを想像してもらうための、大切なコミュニケーションです。

あなたの物件が持つ魅力を、ありのまま、そして最高に美しく引き出してあげる。それが、本当に「盛る」ということではないでしょうか。そして、その写真に込められた大家さんの愛情は、きっと入居希望者にも伝わります。

セダー建設では、物件の魅力を最大限に引き出すためのご提案はもちろん、プロのカメラマンによる撮影サービスも承っております。写真に自信がない…という大家さん、ぜひ一度ご相談ください。あなたの物件の「一番の魅力」を、一緒に探しましょう！