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空き家問題は社会問題化していますね。
高齢のご両親が亡くなったり施設に入ったりした際、相続人が遠方に住んでいたり、複数いて意見がまとまらなかったりすると、家が放置されます。
また、建物の老朽化で売却や賃貸が難しかったり、更地にすると固定資産税が上がる「住宅用地の特例」が適用されなくなるため、解体をためらう所有者もいらっしゃいます。
今回は空き家にならずに無事に売れた案件です。
ある兄弟のお父様が亡くなりました。
お母様はすでに他界されていましたし、お子様である兄弟の方々はみな独立して暮らしているため、お父様が住まわれていた家には誰も住まないことが確定していました。
相談をお受けしたところ、ご兄弟としてはこの相続でいろいろ時間を取られたくないということでした。
それならこのまま戸建て付きの状態で売却して、みなさんで分けたらいかがでしょうかとご提案しました。
みなさん納得され、売却(すなわち弊社が購入)となりました。
戸建て付きの土地ですので、これから解体して土地として再利用される予定です。
相続の揉め事にならないようにこのような決断をされて、良かったと思います。
空き家も1つ増えずに済み、ご近所の方も安心ですね。